大工が明かす!大工の将来性!
将来、大工さんになりたい!
現在、大工一筋!
大工歴40年の大工さん!
こんにちは!毎日お疲れ様です(^_^)
私は現在、大工一筋でバリバリ働いている、がっちゃんと申します。
私の父親3兄弟とその息子達、職人家系で育ち皆、職人で生きてます!
そんな中、現代の大工業界から見て、大工の将来性を見抜き紹介していきますので、
宜しければ最後まで読んでいってください!
結論から言ってしまいますが、
人手不足です!ですが、好景気に向かってます。
少し矛盾していると思いますが事実です。
大工の将来性が分かりやすい理由
大工の将来性が分かりやすい理由としてあげられるのが「職人不足」です。
原因は大工職人の高齢化と若年層の大工不足の悪循環で職人が不足に陥っています。
バブル崩壊前の全盛期だった頃の職人が、2020年現在では殆どが定年の歳となり、
仕事をこなす量も減っていったり、引退をして趣味に時間を使うなどして、
高齢化の影響が実際に来ています!
その時代の大工の息子や弟子も30代後半~40代、50歳付近が割かし多く存在していますが、
その下の20代~の大工がとても不足しています。
私も沢山の現場をまわっていますが、とにかくいません!
逆に私が「若いね!」て言われてしまうぐらい、他の職人さんも思っているのでしょう。
ハウスメーカーの工法
最近では、価格・プラン・品質が一定に供給できるハウスメーカーの「プレハブ工法」が増えてきています。
一昔前では、地元の大工(工務店・棟梁)が中心となり家を建ててきましたね。
プレハブ工法とは、工場で生産・加工・・輸送・組立まで行う工法です。
つまり、、、現場でのカット・加工という大工本来の仕事が減り、
技術力低下にも直結しています。
墨付けなどが分からないと、新築であまり使うことが少なくなりましたが、、
リフォーム工事を行うときに一番困ってしまいます。
リフォームに関しては、その家ごとの間取り・使う材料・使われていた材料に応じて
施工を行うので現場ごとに己で加工・施工します。
便利になる分、大切な部分も欠けていってしまいますね。
3Kのイメージ
昔ながらの大工気質は「キツイ・厳しい・汚い」といった3Kのイメージが今でも強い事が問題となっています。
それに続き、一人前になるまでの給料の待遇はとても厳しい現状です。
大工の3Kのイメージから抜け出さなくては、少しの間は給料が安くても我慢できる!
ってとこまでの気持ちに行けず、やはり若者向けの仕事に結びつけませんね。
結局、大工の将来性は??
昨今の好景気で住宅着工も5~10%前後上がっています。
簡単に言うと、高齢化と若年層の低下で大工がいないので、現場が沢山あってもやりきることが出来ません。と、なるとハウスメーカーや工務店は、「大工さん探し」に必死になっています。そこで安い金額では大工を雇えなくなり大工手間が上がっている状況になっています。
逆に大工からしても安くちゃやらないよ!といえる状況になっています。
今がチャンスです!!!!!
リフォーム工事を狙おう!
最近、DIYが流行っており、簡単な事なら100均などで揃えて出来ますよね!
またTVでもリフォーム番組もよく目にしますね!
先程も紹介しましたが、実はリフォーム作業にはとても専門的な分野で、プレハブ工法の現場作業員では全くもって務まりません!
リフォーム工事には技術力が求められるものになります!
提案・経験値・技術力が揃わないとお客様に満足のいくリフォームは完成しないですね!
ですから、昔ながらの大工の技術力が必要になっており、いまだ大工は必要とされています。
まとめ
・大工の将来性はあります
・今より好景気になる
・始めるなら今です