建設業の日雇いの仕組み 

  • 2020年5月9日
  • 2020年5月9日
  • 建設業
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建設業の日雇いの仕組み

日雇い(ひやとい)とは、雇用体制の一つで、一日限りの雇用契約や一ヶ月未満(31日未満)の有期労働契約で雇うことを言います。

結論から言うと、建設業の日雇いは一般的な業種と仕組みは変わりません。

なので、そこまで難しく考えないで頂いて大丈夫です!

私の現場が忙しく、日雇いでお願いする場合の流れをこれから紹介します。

職人同士の日雇いとは

私が知り合いの職人さんに日雇いで仕事を頼む時は、ほとんどが電話のやりとりで行います。

頼む時は一ヶ月前などが理想ですが、天候や旗日など現場の状況で今週中に終わらせなければならない時など出てくる時があります。そんなときは信頼出来る職人に連絡する事が多く、日雇いで来てもらいます。

とても助かることなんですが、そんな状況というのはお互い様です!

逆に自分が頼まれることも多々あり、最短で「明日来れるかな?」ってこともあります。

これは職人の中でも普通の事で、お互い助け合って仕事をこなしています。

私は大工ですが、たまに違う職種からも声がかかることもあります。

板金屋・足場屋・左官屋・解体屋など色々と手伝いに行ったことがあります。

一つの職種に限らず、他の職人からの応援があることは建設業界のなかでは普通の事だと認識しています。

やはり、皆さんプロ意識高め(*^_^*)なので、とても勉強になりますね!

では、一番気になるお金の話をしていきたいと思います。

いくら貰える?いくら払うの?

結論から言うと、そこの親方次第で貰える金額は変わります。

そして、自分が払う金額も自由です。

まず、貰える金額からですが、1番に決まってしまうのが自分の職人スキルでおおよそが決まってしまいます。

仕事が早く・丁寧・信用性があれば一人前の金額になりますが、知識不足や手伝いに行ったもののミスを連発。この場合ある程度の金額まで下がるでしょう。

自分が払うときは、考えは逆の立場になりますから、相手にいくらなら気持ちよく払えるか決めてもらえれば良いと思います。

少し駆引きの所もありますが、長年の付き合いや職人さんの腕を理解してる方には、ほとんどが毎回同じ金額で払っています。

そんな中でも、「今回はキツイからこの金額でいいかな?」

「この間、悪かったから今回少し多く出すね!」

など理解し合える関係性が一番良いですね。

相場金額

こちらはおおよそになります。

見習い程度  →  日当6,0008,000円程度

一般的レベル(経験年数3~8年程度)  →   日当10,00015,000円程度

一人前    →  日当15,00020,000以上

支払いは確実に!

一度だけ経験したことがあるのでお伝えします。

少し大きい建物の現場の手伝いに行ったとき、日雇いで行ったのですが、、

その現場になんだかんだ1ヶ月行き、翌月の月末払いの約束を交わしたのですが、

その職人と連絡がつかなくなりお金を貰えずに逃げられてしまいました。

後から聞いた話だったのですが、その人はお金にズルイ人で何人もその行為を行っていたみたいだったのです。

もし、これから新しい出会いで繋がり始めたばかりの人だったり、1度でもこのような噂を耳にしたら

1歩引いて物事を決めてください!

稀に見るケースですが、、お互いの信用だけは大切に持っていてください(T_T)

お陰様で人の話し方・行動で本当の優しさなのか、それとも、、

という見抜く力が付いてしまいました。

私には見抜く能力が無かったので、この1ヶ月は資格取得期間ということにしています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

まとめ

信用性は大切です

お金の支払いは確実にお願いします

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