建設業の経理士2級を目指そう
建設業経理士検定試験とは、登録経理試験の実施機関として国土交通省の登録を受け本財団が実施する検定試験になります。
建設業は受注産業であるため会計処理に特殊な点が多く財務・経理の担当者は高い専門性が求められます。
その中でも、1級・2級は公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つになります。
建設業経理士1・2級と建設業経理事務士1・2級は経営事項審査の評価対象であり、名称が異なるだけで扱いは同じになります。
受験資格
どなたでも大丈夫です。
ただし1級と他の級との同日受験は出来ませんので気をつけてください。
内容
【1級】
建設業原価計算・財務諸表・及び財務分析
上級の建設業簿記・建設業原価計算及び会計学の取得、会社法その他会計に関する法規を理解しており、建設業の財務諸表の作成及びそれに基づく経営分析が行えること
【2級】
建設業の簿記・原価計算及び会社会計
実践的な建設業簿記。基礎的な建設業原価計算の取得、決算等に関する実務を行えること
【3級】
建設業の簿記・原価計算
基礎的な建設業原価計算の原理及び記帳並びに初歩的な原価計算を理解し、決算等に関する初歩的な実務を行えること
【4級】
簿記の仕組み
初歩的な建設業簿記を理解していること
1級合格の有効期限
1級各科目の合格は合格通知の交付日から5年間有効になります。