クッションフロアと長尺シートとは?違いを徹底解説。

  • 2020年3月21日
  • 2020年3月21日
  • 職人
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クッションフロアと長尺シートとは?

クッションフロア長尺シートは共に床材として使われるものになります。

一般的な住宅で見かけるクッションフロアは主に水回り(洗面所・トイレ)などで使用されるケースが多いです。近年では耐水性が上がり木質のフローリングを使用する事が多くなりましたが、クッションフロアを使う事で価格もいくらか安くなるケースがあります。

お互いに素材は同じ「ポリ塩化ビニール」で出来ております。素材は同じですが使う用途により名称が変わっていきます。

クッションフロアと長尺シートの違い

まず、クッションフロアと聞くと「クッション」が付いているからと思いますが、長尺シートにもクッションが付いている物も存在するので、明確な違いはありません。

分かりやすく説明すると

住宅用がクッションフロア

店舗用が長尺シート

という感じで区別されることが多いです。

クッションフロアも長尺シートもお互い耐水性やクッション性もあります。

ここまでだとほとんど違いが見つかりませんが、使用方法により違いが見えてきます。

普段、家で生活する上で必要とするものは、歩く際に起こる疲れの軽減率です。

裸足・靴下の状態で歩くのでなるべく柔らかい、クッションフロアを選んでください。

また、長尺シートはクッションフロアに比べ硬い素材なのでお店・病院など靴で歩くところで使用するのがほとんどです。

メリット・デメリット

クッションフロアの最大のメリットとして1番あげられるのが価格が安いことです。

フローリングの約半値ほどで購入出来るのでかなりコストは抑えられます。

また種類がとても豊富(100種類以上)でだったり、汚れにも強く、模様替えをしたい場合も安価で

交換できるのが魅力ですね。

デメリットとして、耐久性に欠けています。物を落として破れたり、重い物を長年置いとくと表面に跡が

残り、へこんでしまい元に戻らなくなってしまいます。

また、接着剤で付けているので剥がれてくる事もあります。

そして、種類の多さはとても魅力ですが、やはり表面はビニール素材なので見た目は安っぽくまってしまい

本物志向が強い人向けではありません。

対策として、住宅でも長尺シートを使う事で耐久性は良くなります。用途に応じて使用してください。

補足になりますが、「窓台やカウンター・テーブルが古くなり劣化したので交換したい!」と思っても

交換せず、古くなったものの上から長尺シートを貼るリフォーム工事もあるので、気になる所がある方は、

近くの工務店さんに相談してみてはいかがですか?

まとめ

クッションフロアは安価

長尺シートは少し高価(性能は良い)

フローリングには劣る

種類が豊富

床だけではなく他でも貼れる

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