[2020年度版]建設業の人手不足・若者離れの改善ポイント解説

  • 2020年2月26日
  • 2020年3月28日
  • 建設業
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今と昔

少子高齢化が進む中で、建設業界の人手不足が今とても非常に深刻です。

工事現場で稼動する職人だけではなく、職人をマネジメントする技術者も同じく減少傾向になってます。

建設業に携わるとよく耳にするのが「昔は良かった」「今はこうだから駄目なんだ」なんて言葉が年配の方々から特に聞こえてくることが多いです。

今と昔、時代の流れに沿って建設業の明るい未来を私達で創っていくことが課題とされています。

建設業の高齢化

近年、建設業就業者の高齢化の進行が止まりません。

平成29年に国土交通省が提示した建設業許可業者や就業者数の推移によると、平成9年~平成11年をピークに減少の一途をたどってます。

設業就業者は55歳以上が約34%、29歳以下が約11%と高齢化が進行し、次世代への技術承継が大きな課題とされています。

今でいう親父世代が大半で、大量離職の見通しが10年後には今の殆どが引退すると考えておきましょう。

これが現実ですね。。

若者に人気がない理由

今回の一番の問題です。

若年層が建設業に携わらない理由があります。

・3Kのイメージ

・福利厚生の徹底がない

まず、3Kとは「きつい」「汚い」「危険」

本当にその通りです。

建設業は「ガテン系」「力仕事」といわれるところから3Kのイメージは大きいものになりますよね。

現代ではネット社会が急成長につれて、同じ給料を稼ぐのに、夏は暑い・冬は寒い中の外仕事を考えただけでも楽な方を選ぶのは当たり前ですよね。そもそも建設業の仕事に就きたいと思う若者は今の時代なかなかいないですね。

自分の親が職人だった場合、親子喧嘩もしながら跡継ぎになるケースが多いです。しかし、中には親から子に職人にはなるな。今の時代儲からない。会社員など福利厚生が良い所にいけ。というケースも実際に見てきました。

金の卵も孵化させなければ意味がないですね。

給料が安い

未経験者には辛い給料事情です。

新人の場合、まず出来る仕事がありません。専門的な仕事をやらしてもらえるまでは雑用の仕事がメインになります。

見習いで就職することになるため、月給15万前後になることがほとんどです。因みに私は初任給10万でした。

職人の種類にもよりますが、天候に左右されるため悪天候の場合は休みになる場合があります。また、時期によっては工事が入らないこともあり、給料は日給換算で支払われる場合が多いです。

金額は全国平均で1日1万6千~1万8千円が相場ですが地域によって差はあります。人口が多い都心部では金額は上がり、少ない地域では1万4千円ほどになります。また、ベテランになってくれば2万円と上ることもあります。

しかし、見習いだと話が変わってきます。見習いの場合、8千円前後が相場なので、月給でもらう場合と日給でもらう金額の内容はあまり変わらないです。

日給換算の場合、勤務日数にばらつきがあるため、安定収入を得にくい職種。という見方も出来てきてしまいます。

人手不足・若者離れの対策

人手不足・若者離れの要因として、建設業界特有の古い価値観に対しての若者の価値観が合わなくなってきてる事が指摘されています。現に私も体感しましたが、私が親方から教わってきたやり方を今の若者に同じように教えても、うまくいきませんでした。叱られてもついて行く、仕事は見て覚えろ、昔のやり方で教えても次の日から若者は現場に姿もなく、連絡も途絶える始末になるケースが多いみたいです。何気ない会話から同等に、とまではいきませんが古いスタイルは変えていった方がいいのかもしれません。

最近では建設業の服装が著しく変わりオシャレをする職人が増えてきました。ズボンはニッカも減り細身のスキニータイプが増え、作業靴もカラフルになり私服と全く変わりません。髪の毛も自由ですし、若者にとって1番オシャレをしたい時期を狙って今の建設業のアピールをしていくことも大切ですね。

最近では3Kから新3Kで建設業界が変わろうとしています。

新3K  「給料・休日・希望」

現在、国土交通省が主体となり、賃金水準の確保や安定した仕事の量の確保、週休2日を取り入れた工事の取り組みなどを具体的に乗り出してきています。

建設業界のイメージを皆さんで明るくしていきましょう。

現代の建設業界における働き方改善に関する内容が入ってます!かなり視野が広がるので、この本はとてもお勧めします!

まとめ

高齢化といっても今までの建設業を創り上げてきた親方達には感謝の言葉しかありません。今の時代・明るい未来を私達で必ず創り上げていきましょう。

職人はスキルアップと共に人との信用や自分に見合った金額が得られる事を若者に伝えていきたいですね。

これは若者に出すのは難しいかもしれませんが、年に1~2回程度、短い工事を手間受け工事としてやらせてみるのもありなのでは。

最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

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